20件の新原料が届出完了
2025年5月、計20件の化粧品新原料の届出が完了しました。
中国食品薬品検定研究院が2025年化粧品標準立案に関する提案を再度募集
2025年5月6日、中国食品薬品検定研究院が2025年化粧品標準立案に関する提案の再募集という通知を発表しました。提案の提出は以下の4つの重要点に基づく必要があります。それらは原料標準、禁止・制限・許可原料の管理要件、監督上急務となる検査方法、国際基準の導入です。意見募集はすでに終了しました。
「2024年度化粧品審査報告」を発表
2025年5月6日、中国食品薬品検定研究院が「2024年度化粧品審査報告」を発表しました。報告では以下7つの側面から2024年度の化粧品業務状況がまとめられています。主要業務の進展、化粧品登録者・届出者・国内責任者・製造企業の状況、特殊用途化粧品の登録状況、一般化粧品の届出状況、歯磨き粉の届出状況、新原料の登録届出状況、化粧品標準化構築の進展です。
国家薬品監督管理局が7件の歯磨き粉および化粧品検査方法を追加
2025年5月7日、国家薬品監督管理局は「歯磨き粉中の硬質粒子の試験方法」など7項目の方法を「化粧品安全技術規範(2015年版)」に追加し、2026年3月1日より施行されるという通告(2025年第18号)を発表しました。
化粧品新原料と関連製品の同時申請機能というモジュールをリリース
2025年5月9日、中国食品薬品検定研究院が化粧品新原料と関連製品の同時申請機能というモジュールのオンライン運用に関する通知を発表しました。化粧品スマート申請・評価システムの最適化が行われ、新原料と関連製品を同時に申請する機能が追加され、2025年5月9日より正式に稼働しています。
「2024年 国家化粧品サンプリング検査年報」を発表
2025年5月20日、国家薬品監督管理局が「2024年 国家化粧品サンプリング検査年報」を発表しました。2024年には12カテゴリーの化粧品に対して抜き取り検査を実施し、合計21362バッチの製品を検査しました。33の化粧品検査機関が「化粧品安全技術規範」(2015年版)などに基づいて検査を実施した結果、20889バッチが基準に適合し、適合率は97.79%となりました。
2025年4月 全国未承認の輸入食品化粧品に関する情報
2025年5月22日、税関総署が2025年4月の全国税関で輸入時の検査で不適合となった食品・化粧品の情報を公表しました。化粧品は6件が該当し、ラベル不適合、賞味期限の超過、細菌数の超過、原料基準不適合などの問題が含まれています。すべての未承認輸入製品は法律に基づき返送または廃棄されました。
広東省が行政処罰情報を公開、関連企業に284万元の罰金
2025年5月26日、広東省薬品監督管理局が行政処罰情報(粤药监妆罚〔2025〕3003号)を公開しました。当該情報によれば、ある化粧品企業が化粧品製造品質管理規範に従わずに製造を行ったため、違法所得406,600元の没収および罰金2,441,400元の処罰を受け、合計284.8万元となりました。
上海市が妊婦用化粧品監督強化に関する提案に回答
2025年5月15日、上海市薬品監督管理局が妊婦用化粧品監督強化に関する提案に回答を発表しました。回答では、上海薬監局が業界のニーズに応じて、協会が妊婦用化粧品の開発における応用を推進するよう指導し、国産ブランドが先行的に妊婦用化粧品の開発を行うよう奨励し、妊婦用化粧品の普及と監督を強化していくと述べられています。
広州が一般化粧品届出に関するQ&A(第81期)を発表
2025年5月21日、広州市市場監督管理局が「一般化粧品届出に関するQ&A(第81期)」を発表しました。2025年5月1日以降に安全評価の基本結論を提出できるか、完全版の安全評価報告書で「化粧品原料リスト(2021年版)」の最大歴史使用量を評価の根拠として使用できるか、リスク物質評価の根拠資料の提供方法、香料の安全評価方法、製品のpH値の管理範囲設定時に国家・業界標準のpH指標を参照できるかという5項目について回答しました。
北京が新版企業サービスポータルの使用を通告
2025年5月23日、北京市薬品監督管理局が新版企業サービスポータルの使用に関する通告を発表しました。また、「北京市法人統一認証プラットフォームユーザーマニュアル」「北京市薬品監督管理局サービスポータル操作マニュアル」も公表されました。新版ポータルは2025年6月3日より運用します。
北京が一般化粧品届出に関するQ&Aを発表
2025年5月28日、北京市薬監局が「一般化粧品届出に関するよくある質問と回答(第45期)」を発表しました。届出者や登録者が委託製造化粧品のサンプルをどこに保管すべきか、委託先製造企業の生産活動をどのように監督すべきか、委託生産企業の選定方法、資材管理制度の構築義務、製造終了後の製品がそのまま上市できるかという5つの質問に答えています。
複数の団体標準を発表
最近発表された団体標準:
「化粧品と包装・材料の相互適合性評価手順」「化粧品用原料の側柏葉エキス」、所管団体:中国日用化学工業協会
「天然洗浄・ヘアケア化粧品開発ガイドライン」、所管団体:広東省化粧品科学技術研究会
「化粧品中のPluralibacter gergoviaeの検査方法」、所管団体:広東省化粧品学会
業界標準:
「マッサージ用のベースオイル・マッサージオイル」「化粧品用原料のサリチル酸」「化粧品用原料のスクワラン」「化粧品用原料のパルミトイルペンタペプチド-4」