｢新規化学物質環境管理弁法｣
2021年1月1日に正式的に施行された第12号部令、すなわち｢新規化学物質環境管理弁法｣は中国国内における新たな新規化学物質管理基準です。
中国国内において新規化学物質の研究・生産・輸入および加工使用をする場合の環境管理登記に適用されます。企業が中国国内で新規化学物質を生産する、または中国から輸入する前に、「中国現有化学物質名録｣（IECSC）に収載されていない化学物質については、規定に従って新規化学物質登記を行わなければなりません。そのため新規化学物質環境管理登記証を取得した後、化学物質は生産・輸入できます。
中国の新規化学物質登録は、新規化学物質届出登録、新規化学物質簡易登録、新規化学物質通常登録、および新用途環境管理登録に分類されます。
中国現有化学物質名録
新規化学物質簡易登録
新規化学物質簡易登録の適用状況：
新規化学物質の年間生産量または輸入量が10トン以上であること。
新規化学物質簡易登録の主体：
中国国内の生産企業／輸入企業および中国へ輸出する国外企業（国内代理人の委託が必要）。
新規化学物質簡易登録の提出資料：
申請書
法人証明書または営業許可証
代理契約書または協議書（国外申請者）
委任状（必要な場合）
試験報告書または資料
情報保護の必要性を説明する資料（必要な場合）
環境リスク管理措置を実施または伝達する誓約書
試験機関の資格証明
申請者が既に把握している当該物質の環境および健康への有害性および環境リスクに関するその他の情報
新規化学物質簡易登録のデータ要件：
新規化学物質簡易登録のプロセス：
新規化学物質簡易登録の期間：6〜12か月
新規化学物質簡易登録後の義務：情報伝達、資料保存、情報公開、初回活動報告、年次報告、新たな有害情報と環境リスクの追跡、抽出検査の受け入れ。
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登録全体計画の策定
データ評価／ギャップ分析／免除分析／物質のPBT特性判定
QSAR／クロスリファレンス等のnon-testing報告作成
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規制文献および申請資料の翻訳
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