中国 化粧品原料安全情報登録プラットフォームが動き始める
2022-01-04

 2021年12月30日、中国国家薬品監督管理局(NMPA)は、「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」の立ち上げに関する通知を正式に公布しました。通知により、2021年12月31日の午前9時から化粧品原料メーカーまたは授権企業はこのプラットフォームにログインし、成分の安全性に関連する情報を提出して、成分提出コードを取得できます。

背景:

 「化粧品監督管理条例」の下位法則である「化粧品登録と備案資料規範」に基づいて、2022年1月1日以降、新たに登録・届出された化粧品は、防腐剤、日焼け止め、着色剤、染毛剤、そばかす除去及び美白成分の安全関連情報(成分安全情報文書又は成分提出コード)を提供するものとします。それに、2023年1月1日以降、登録・届出を申請する際、登録者・届出者はすべての成分の安全関連情報を提供するものとします。 以前に登録・届出された化粧品の場合、登録者及び届出者は、2023年5月1日までに製品配合のすべての成分の安全関連情報を補足するものとします。

登録方法:

  • 国内:NMPAネット事務ホールの「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」モジュールに直接登録します。

  • 海外:「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」にアカウントを開設してから登録する必要があります。

 「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」が動き始めた後、化粧品登録者・届出者・国内責任者は依然として化粧品登録届出情報サービスプラットフォームを通じて原料メーカーが提供した原料安全情報ファイルを記入することができます。或は、「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」で生成された成分提出コードを記入し、原料安全情報ファイルに直接関連付けすることもできます。

 しかし、化粧品原料生産企業又は授権企業限り、「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」に原料安全情報を提出した後、原料提出コードを生成することができます。

ChemLinked Japan で原文をご覧ください

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