中国では、地球温暖化対策を推進するための「2030年までにCO2排出のピークアウト、2060年までにカーボンニュートラルの達成」という目標が提出しました。そういう背景に、2022年3月15日、中国生態環境部(MEE)が「2022年企業温室効果ガス排出報告管理の重要事項に関する通知」(以下、「通知」という)、および次の三つの添付書類を公布しました。
そして、本通知により、利害関係者の任務およびその完了期限は以下となります。
利害関係者 | 重要な任務およびその完了期限 |
省級生態環境主管部門 |
全国炭素排出権取引市場の重点排出機構に関する2019~2020年版名録および2021年版名録を公式サイトにて公開。
2019~2021年の検証報告書を作成した技術サービス機関に関する業務遂行能力、コンプライアンス対応、適時性などを含む評価結果を公開。
発電業界以外のその他の工業における重点排出機構が提出した2021年温室効果ガス排出報告への検証を完了。 |
発電業界における 重点排出機構 |
「重点排出機構名録」に新規収録される場合は、全国登録システム及び全国炭素排出権取引システムのアカウントを開設するための申請資料を提出。 ご注意:関連申請資料のテンプレートは、下記リンクからダウンロード可能。
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石油化学・化学・建材・鋼鉄・非鉄金属やその他の工業において、二酸化炭素の年間排出量が26,000トン以上である重点企業 |
環境情報オンラインプラットフォームを通して、2021年温室効果ガス排出報告を作成・提出。 ご注意:全国グリッド排出係数は0.5810tCO2/MWhに変更。 |