中国 BrorphineやMetonitazeneなど46種物質を「非薬用麻薬と精神薬品管理品種」に指定
2024-06-25

 2024年6月16日、中国公安部、国家衛生健康委員会、および国家薬品監督管理局は、Brorphineを始めとする46種の物質を「非薬用類麻薬および精神薬品管理品種増補目録」に追加することを発表しました。発効日は2024年7月1日となります。

 この決定は、中国の《麻薬および精神薬品管理条例》および《非薬用類麻薬および精神薬品列管办法》に基づいて行われました。今回の追加により、中国が規制する新精神作用物質(NPS)は234種類に達します。

 2015年10月1日施行の《非薬用類麻薬および精神薬品列管办法》によると、非薬用麻薬及び精神薬品とは、薬品として製造・使用されず、依存性や依存の可能性があり、乱用されやすい物質を指します。規制されている非薬用麻薬及び精神薬品に対して、いかなる組織や個人も製造、販売、輸送、使用、保管、輸出入を禁止されています。科学研究や実験のために非薬用麻薬及び精神薬品を使用する場合、薬品や医療機器の製造、検査において非薬用麻薬及び精神薬品の標準品や対照品を使用する必要がある場合、及び薬品製造過程における非薬用麻薬及び精神薬品の中間体の管理は、関連規定に従って実施されます。

 公告の原文はこちらとなります。

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