2025年9月15日、トルコは食品接触材料および製品に関するトルコ食品規則（G/TBT/N/TUR/89/Add.1）の立法改正案の草案を世界貿易機関（WTO）に通知しました。この追加条項（アドエンダム）に対する意見の締切は2025年11月13日です。

　この規制案は、食品接触材料および製品における再生プラスチックの使用禁止を解除し、プラスチック切断片、廃材、その他類似の副産物の再処理に関する規定を定めています。

新たな付属書7では、以下の規定が詳述され、強調されています：

• 分別収集 : 副産物は、生産地点の近くで一般廃棄物（General Waste）と分別して収集されなければなりません。

• 管理された収集 :  材料は、専用システムまたは明確に識別可能な密閉容器で収集され、汚染を防ぐ必要があります。

• 追跡可能な移送 : 収集された副産物は番号付けされ、品質保証システムを通じて追跡可能でなければなりません。

• 品質保証 : 事業者は、異なるプラスチック組成や他の材料との混合を防止するため、すべての再処理段階にて包括的な品質保証システムを確立しなければなりません。

　それ以外、軽微な行政上の調整として、法令参照の更新および省名を「食品・農業・畜産省」から「農業・林業省」に変更することも含まれています。

　この規制案は官報での公布と同時に施行される見込みであり、移行期間は2026年11月30日まで設けられています。