中国の化粧品業界は「完全データ提出の時代」に突入｜REACH24HがCosmoprof Asia 2022にゲストスピーカーとして登壇

　2022年11月18日、シンガポールで開催された特別展示会「Cosmoprof Asia 2022」に、REACH24Hが招待されました。 ゲストスピーカーとして、支社REACH24H KOREAの総経理であるSeongmin Sohn氏が、特別セッションの「市場動向と規制」において中国の化粧品規制に関する政策情報を共有し、その規制がグローバル企業に与える具体的な影響を分析し、コンプライアンスリスクによる損失を避けるために、事前にコンプライアンスを敷く必要性があると発表しました。

　Cosmoprof Asiaは、世界的に有名な化粧品・ヘアケアブランド向けの展示会Cosmoprofシリーズの一つであり、ビジネス交流、教育、トレンドの展示会プラットフォームとして、世界的に圧倒的に大きな規模と強い影響力を持っています。

　今年11月16日から18日までシンガポールで開催された「Special Physical Exhibition」には、40カ国・地域から1,000社を超える出展者が集まり、展示会への参加、ネットワークやコミュニケーション、勉強会・交流会も行いました。

中国化粧品法規制が変わり、これからが「完全データ提出」という新時代になっていく

　本展示会は11月に開催されたアジア化粧品とパーソナルケア原料展示会（in-cosmetics Asia 2022）に続いてREACH24Hが参加した2回目の世界的トップな業界展示会となります。ただ、REACH24Hがゲストスピーカーとして参加したのは今回が初めてとなります。 これは、REACH24Hのサービス力・技術力と国際的な影響力が、より大きな国際的なプラットフォームで認知されていることを示すものです。

　2021年1月、中国は業界待望の化粧品一般法である化粧品監督管理規則（CSAR）を施行し、30年前の化粧品衛生監督規則（CHSR）に正式に取って代わりました。 中国化粧品市場への参入を準備する企業にとって、新CSAR制度における主要な規制要件、規制変更の理由、直接的な影響を理解することは極めて重要です。 海外企業にとって、国際情勢、市場環境、法政策が複雑かつ変化しているため、中国市場におけるコンプライアンスへの道のりは険しいものとなっています。

　このようなニーズを踏まえ、業界のオピニオンリーダーであり、規制の専門家であるSohn Seongmin氏は、最近導入された中国の化粧品監督管理規則（CSAR）と、待望の「原料報告コード」「効能表示評価」という新しい規則事項を参加企業に紹介しました。

　Seongmin Sohn氏は、成分の安全性から有効性まで、すべての化粧品に関する主張について、対応する試験データに裏打ちされた健全な科学的根拠を提供する必要性を強調しました。 中国の化粧品規制は「完全データ提出の時代」に突入するため、化粧品業界は大きな建設的な変化を遂げようとしています。

　REACH24Hは、中国の大手化粧品コンプライアンスサービスプロバイダーとして、国内外の多くの化粧品会社に有効かつ詳細的なコンプライアンスソリューションとサービスを提供し、ワンストップのコンサルティングサポートとフォローアップ保証を行い、化粧品会社のコンプライアンス管理と競争力の向上に貢献しています。 近年では、多くの国際的なイベントに参加し、中国やアジア太平洋地域の規制情報やコンプライアンスアドバイスを、世界中のより多くの企業に提供しています。

「グローバルコンプライアンス」に焦点を当て、合意・共創・共有のためのプラットフォームを構築する

　2022年12月8日、第14回グローバルケミカルサミットCRAC2022「化粧品コンプライアンスマネジメント」セクションにおいて、「化粧品成分提出の規制要件と運用ポイント」の講演をお届けします。