REACH24Hが効果機能の団体規格策定に参画
2023-03-16

REACH24Hは、化粧品に関する7つの効果効能基準の起案・開発に携わってきた。

 2022年6月24日、団体標準「化粧品の抗シワ、引き締め、保湿、オイルコントロール、補修、栄養補給、鎮静の7つ効果効能の試験方法」が国家団体標準情報プラットフォームで正式に発表た。REACH24Hは、グローバルな化粧品コンプライアンスサービスのプロフェッショナル機構として、規格開発の全過程に深く参加し、規格の誕生と公開に貢献した。

 本団地あ規格は、杭州老爸レビュー技術有限公司を中心に、REACH24Hや中国標準化研究所、江南大学化学・材料工程学院など13つ機関が協力して9カ月かけてようやく実現したプロジェクトである。 

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 REACH24Hは、長年の海外化粧品コンプライアンス経験をもとに、特にEU、日本、韓国の化粧品規制の効能関連要件や関連資料に精通しており、EUのEEMCOにおける試験ガイドラインの整理はもちろん、日本や韓国の規制における関連試験文書や試験方法の照合・比較、各国規制における効能経験を組み合わせ、既存の効能関連方法や既存規格、参考文献を整理し、規格用の試験方法選定にアイデアを提供した。

 同時に、REACH24Hは規格を改訂する際に、法律法則のダイナミックな要件を把握できる、コンプライアンスアドバイスを専門に提供する第三者機関として、プロフェッショナルな姿勢を貫き、規格制定に向けたコンプライアンスアドバイスを提供してきた。

化粧品効果効能試験法の統一標準の重要性

 「化粧品有効性主張の評価に関する実施規範」は、2021年4月8日に国家薬物管理局が公表し、2021年5月1日に施行された。 この規範は、化粧品効能効能訴求と評価の科学的・規範的な根拠となるものである。

 しかし、化粧品の種類は多岐にわたり、効果効能の主張も多種多様で、シミ取りや美白、日焼け防止、脱毛防止の効能については明確な国家基準/技術仕様があり、保湿の効能についてはより権威ある業界基準があるほかは、一般的な化粧品の効能については業界で認められている試験方法がないのが実情である。

 特に滋養や修復は化粧品の効能効能として多く訴えられていて、化粧品の効能効能評価に関する実施基準では人体試験を行ったうえでのの効能評価をしなければならないと定められているものの、明確な基準や試験方法はほとんどない。 「滋養」にしても、参考にすべき基準も評価すべき考え方もないというジレンマに、業界はかつて直面してきた

 そこで、2021年8月より、老爸評価が中心となって多くの試験所と協力して、化粧品の関連効能を整理し、新規制の要件と現在の市場需要に基づく標準法を立案した。 そして、議論と研究、修正を繰り返し、ようやく化粧品業界に提示された。

化粧品効果効能関連団体基準のブレークスルー

 今回公表された基準は、最終的に一般的化粧品の主流である7つの効果、すなわち抗シワ、引き締め、保湿、オイルコントロール、修復、栄養補給、鎮静を選び、業界の既存の効能試験方法、器具、試験指標が異なることに対応して、多くの効能試験所の経験を組み合わせて、7つの化粧品人体試験方法を統一するのができた。今後、こちらの七つ効果効能の人体試験より科学的・スムーズに安易に実施することが可能になり公に発表されたことになった。

 7つ中でも「滋養」は、化粧品ヒト効能評価の団体標準として初めて公にされたもので、滋養化粧品の効能評価試験法のギャップを埋める「ゼロからの突破」を果たしたと言えるだろう。 

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✅ 団体基準のリリースは、ある程度、化粧品業界の閾値を設定し、行動規範を促進し、業界全体の発展の方向性を示している。

 今後、REACH24Hは、この規格の発表を機に、より多くの化粧品会社が効果的なコンプライアンス管理システムを構築し、コンプライアンス・リスクを効果的に特定・対応し、業界の高品質な発展を促進するための指導・支援を行っていく予定である。

 最後に、「化粧品の7つの効能試験法:抗シワ、引き締め、保湿、オイルコントロール、補修、栄養補給、鎮静」を入手・閲覧したい方は、ぜひ弊社までご連絡ください。


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