米国FDA-GRAS認証:食品成分の認証プロセスと法規制対応の実践ガイド ウェブセミナー
開催日程:
2025年7月17日(木)
講演者:
袁天谷 (エンテンヤ)
主催者:
REACH24Hコンサルティング会社
販売料金:無料
参加登録

開催概要

 食品産業のグローバル化と新規成分の登場により、米国市場への進出や新製品開発において「GRAS(Generally Recognized As Safe)」認証の重要性が高まっています。GRAS認証は、米国食品医薬品局(FDA)が科学的根拠や長年の使用実績に基づき、食品成分の安全性を認定する制度であり、認証を取得することで食品添加物としての市販前承認が不要となり、新商品の迅速な市場投入が可能となります。

 しかし、GRAS認証には「GRAS自己声明(Self-affirmed GRAS)」と「FDA GRAS認証(FDA notified GRAS)」の2つの取得方法があり、それぞれのメリット・デメリットや申請プロセス、必要な資料、法規制対応など多岐にわたる知識が必要です。また、FDAの審査基準や最新の規制動向、海外企業の申請事例、審査でよくある課題や失敗例など、実務に直結する情報が求められています。

 本セミナーでは、食品成分の認証を目指す企業や開発者、法規制担当者に向けて、GRAS認証の基本から実務ノウハウ、最新の法規制対応までを体系的に解説し、米国市場進出や新規成分開発の成功に不可欠な知識を提供します。

会議内容

  1. 米国食品成分規制の全体像とGRAS認証の位置づけ

  2. GRAS自己声明とFDA認証に差異と選択基準

  3. GRAS認証取得までのプロセス

  4. GRAS認証申請ドシエの構成と実務ポイント

  5. 最新のFDA規制動向と市販後評価

  6. GRAS自己声明とFDA認証申請時の法的リスクと対応策

  7. 質疑応答・個別相談

講演内容は、当日使用するPPT資料の最終版に基づいて構成されています。

開催日程

日付時間(GMT+9)言語
2025年7月17日(木)

15:00-16:00(日本時間)

日本語

注意:今回のウェブセミナーはWeb会議サービスWebex(ウェブエックス)を使用することになります。パソコン・スマートフォン・タブレット端末からのご参加は可能ですが、アプリケーションのインストールが必要の場合があります。

主催者情報


REACH24Hコンサルティング・グループ

 REACH24Hコンサルティング・グループは中国杭州市に本拠地を置くグローバルな技術サービス提供業者です。アイランド・アメリカ・中国台湾にも子会社が持ち、毒物学・安全評価・リスクアセスメントの専門家が多数在籍中です。24時間+グローバルの対応体制で、お客様にワンストップの国際市場進出サポートを提供しています。既に工業化学品・農薬と殺生物製品・化粧品・食品と食品接触材料・消費品など複数の業界をカバーしており、製品の登録から、法規制の情報提供、セミナー、そして、情報技術をベースとするサプライチェーン管理システムまでのサービスを提供しています。

 “コンプライアンスによる価値創造- Value in Compliance”という弊社の企業理念が示したように、会社が立ち上げる以来、世界各国数多くの政府機関・協会・社会団体に技術サポートを提供し、6000を超える取引先と信頼関係を結び、何万個の製品登録・登記及びコンサルティングプロジェクトを完成してきました。今後も引続きお客様に沿ったの効率高いソリューションを提供し、世界経済の持続可能な発展を貢献していきたいと思っております。

講演者

袁天谷 (エンテンヤ)
REACH24H JAPAN株式会社 取締役社長 & 代表コンサルタント
一橋大学で修士学位を取得後、化粧品業界にて日本国内営業→海外営業→海外営業責任者(本部長)を経験し、長年から化粧品海外薬事経験を蓄積。REACH24H日本支社長になってから各国化学品・農薬・化粧品の法規規制のコンプライアンスコンサルティングサービス専念しながら、各国の化審法/REACH規制登録、SDGsケミカル持続可能ソリューションなどの専門性の高い分野における、数多くの日系企業に対するサポートを行っております。お客様と一緒に政策/市場動向の半歩先に立ちながら、顧客別のスマートな法規対応戦略の策定と個々のサプライチェーンに特化したオーダーメイド型のコンサルサービスを提供します。