開催概要
食品産業のグローバル化と新規成分の登場により、米国市場への進出や新製品開発において「GRAS(Generally Recognized As Safe)」認証の重要性が高まっています。GRAS認証は、米国食品医薬品局(FDA)が科学的根拠や長年の使用実績に基づき、食品成分の安全性を認定する制度であり、認証を取得することで食品添加物としての市販前承認が不要となり、新商品の迅速な市場投入が可能となります。
しかし、GRAS認証には「GRAS自己声明(Self-affirmed GRAS)」と「FDA GRAS認証(FDA notified GRAS)」の2つの取得方法があり、それぞれのメリット・デメリットや申請プロセス、必要な資料、法規制対応など多岐にわたる知識が必要です。また、FDAの審査基準や最新の規制動向、海外企業の申請事例、審査でよくある課題や失敗例など、実務に直結する情報が求められています。
本セミナーでは、食品成分の認証を目指す企業や開発者、法規制担当者に向けて、GRAS認証の基本から実務ノウハウ、最新の法規制対応までを体系的に解説し、米国市場進出や新規成分開発の成功に不可欠な知識を提供します。