GreenScreen評価と認証
2023-05-23

GreenScreen認証


 GreenScreen認証(GreenScreen Certified™)は、家具や布地、消火用フォーム、繊維化学製品、クリーナーや脱脂剤、食品接触器具、医療用品や機器など、複数種の製品を対象に独立した非営利の認証基準団体が作成した製品認証です。

 各カテゴリーの製品のGreenScreen認証基準は、政府機関、NGO、多分野の技術専門家の関与のもと、包括的で予防的かつ実用的であることを保証するように開発されています。

 GreenScreen認証は、対象製品がPFASやその他の高懸念化学物質を含まないことを示し、自社がグリーンケミカルに対する意識を消費者に明確に伝えることが可能です。また、製品メーカーはGreenScreen認証基準を通じて、高懸念化学物質を含まない製品の企画と宣伝を行うことができます。

 化学物質は製品構成の基本であり、材料エコノミーの中心に位置しています。GreenScreen認証は、サプライチェーンの各段階(例:製品の設計と開発、材料の調達など)で、また、規制要件を満たすための化学物質評価の一部の代用として、政府、NGO、産業界に広く利用されています。

GreenScreen評価


GreenScreen評価は、GreenScreen® for Safer Chemicals と GreenScreen List Translator™が含まれています。

 01 GreenScreen® for Safer Chemicalsは、世界的に利用されている化学物質の危険性評価手法で、危険が高い化学物質を特定し、より安全な代替品を選択することを目標としています。人の健康や環境への危険性に関連する18のポイントに基づき、化学物質に対して包括的な危険性評価を実施した結果、ベンチマークスコア(benchmark score)が付与され、危険有害性を示しています。ベンチマークは、ベンチマーク1「避けるべき懸念の高い化学物質」からベンチマーク4「優先すべきより安全な化学物質」まであります。

 GreenScreen® for Safer Chemicalsの化学物質評価方法は、GreenScreen製品認証だけでなく、建設、電子、繊維など幅広い分野の業界認証にも使用することができます。

 02 GreenScreen List Translator™は、化学品に対するより簡潔な危険有害性スクリーニング方式です。国際組織・当局・非営利団体によって編集された40以上の危険有害性化学品インベントリに基づいて、化学物質を点数化し、高懸念の既存化学物質を迅速に特定し、より安全な原料化学物質の選定を支援するための豊富な情報を提供しています。

当社のサービス


アジア初のGreenScreen®公式認定プロファイラー(Licensed GreenScreen® Profiler)として、GreenScreen物質評価と製品認証の代行サービスを提供しています。

以下はあくまでもその一部の例です。

01 GreenScreen® の手法を用いた物質の評価と評価報告書の発行

02 以下の産業における製品のGreenScreen Certified™認証:

  • 製造業における洗浄剤および脱脂剤

  • 消火用発泡体

  • 食品接触容器

  • 家具および布地

  • 医療用品・設備

  • 繊維関連化学品

03 その他、お客様のニーズに合わせてカスタマイズしたサービス

REACH24Hの強み


  • 強い技術力:薬学、化学、環境、動物医学などのバックグラウンドを持つ専門者、毒物学者が在籍しています。

  • 評価経験:化学原料や各種製品の危険有害性評価において、長年にわたり豊富な経験を蓄積してきました。

  • 幅広い業界への対応:現在、建設、繊維、電子、食品など、多くの分野の製品の認証が可能であり、今後、より多くの分野へ認証サービスを拡大していきます。

  • グローバルな対応力:英語、日本語、中国語など多言語の担当者を配置し、海外のお客様にも効率的にサービスを提供できます。


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