開催概要
2022年11月25日、上海税関は「輸入危険化学品に対する検査方式の改革試行に関する通告」を公布し、2022年12月から2023年2月までの3か月間で、試験的な運用を開始することを発表しました。今回の改革は危険化学品の港の大量滞留問題を解決し、通関の効率を向上させるために、中国税関総署の指示の下に行われるものです。今後、改革の内容は制度化され、試験運用で得た経験とともに全国の税関に広がる見込みです。
2022年1月5日、危険化学品安全管理の強化と危険化学品事故の防止・低減を目的として、中国国務院安全生産委員会は「危険化学品安全リスク集中管理計画」を公布しました。本「計画」では、危険化学品安全リスクのデジタル化・知能化管理及び制御レベルを向上させるため、化学品登録システムのアップグレード及び「一企一品一コード」管理の実施など一連の目標が掲げられています。その後、2022年2月16日、新しい危険品登記システムは正式に運用を開始しました。
2021年1月1日、中国生態環境部が主管する「新化学物質環境管理登録弁法」(以下、12号令)は施行されました。近年、中国当局は新規化学物質に対する監督管理は強化する一方です。そういう中、具体的な対応策や今後の規制の動向は、中国に進出している日系企業を含めあらゆる関連企業にとっての関心事となっています。
今回、2023年3月23日(木)、弊社は中国上海市内で会場を設け、セミナーを開催いたします。上述した中国で化学品関連事業を展開する上で避けて通ることのできないテーマについて、当局関係者及び業界内の専門家を招き、最新の動向及び独自の見解を企業の皆様に共有いたします。日本語・中国語の逐次通訳も用意されております。日本人の方もお気軽にご参加することができます。